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ニューヨーク現代美術の旅記録

書道家の岡本光平さん率いる23名でニューヨークへ行ってきました。
岡本さんが教えている創作書グループの方、ライターさん、表具師さん、写真家さん、画商さん、OLさん、そして私のように商業書道作家協会から3名参加、などなどあらゆる世界の方が参加されていました。

↓ここから長いです。飽きちゃうかな?ごめんなさいね。

第1日目:ハモンド美術館へ。
こちらはニューヨーク郊外にある美術館。
再来年岡本光平さんが個展をされるという事で下見です。
私たちもお庭やら絵を見て楽しみました。

夕食後何名かでエンパイアステートビルへ!
ホテルから徒歩5分ということもあり、とっても便利。
ここの夜景は今まで見た夜景の中で最高でしたときめき
写真も撮りましたが、全然違うんですよ〜。こんなんじゃないの。
ニューヨークへ行ったらぜひ実際に見て下さい。

























































第2日目:グッゲンハイム美術館、MOMA、ホイットニー美術館へ。
グッゲンハイム美術館では、
中国人アーティストCAI GUO-QIANGさんの企画展が開催中でした。
この方、爆竹を使ってアート作品を作成しているんです。
和紙の上に様々な種類の火薬を置いて重しを載せ、点火。
そうすると一瞬のうちに爆竹が燃えて作品が出来上がります。
和紙のアイボリー色、そして燃えた部分が茶色のグラデーション、
所々破れていたり、火薬がそのまま残って立体的になっていたり・・・
この和紙を使った作品に強烈に惹かれました拍手
背中を何かが走ったという感覚ですかね・・・。

「書」の作品も墨のにじみなど計算出来ない部分、偶然も作品を際立たせる大切な要素の一つですが、この火薬を使った作品もある意味共通点がありそうですよね。


MOMAはフラッシュなしであれば写真撮影OKという、超オドロキ対応。
ゴッホやモネ、ピカソ、シャガールなども間近で見る事が出来て感激ときめき
その他、ポップアートや映像美術など沢山あり過ぎて、最後は走ったけど
所要時間内では1/10くらいしか見れませんでした。
この中でイヴクラインの「princess helena」という作品が特に印象的。
素敵な色。素敵な線と質感。この色はクラインブルーというらしいです。
この作品は魚拓ならぬ人拓でしょうか?たぶん。

夕食後は岡本さんの部屋に集まって現代美術の講義。
そして毎日恒例のミーティング。
お酒を飲みながらお話を聞いたり、作品について熱く?語ります。

3日目:メトロポリタン美術館、チェルシーギャラリー街へ。
メトロポリタン美術館もMOMAと同じく写真撮影OK!
全部で300万点の美術品を収蔵しているようです。
旅行のテーマなので「20世紀美術」のコーナーで、
フランツクライン、マティス、モンドリアン、カンディンスキー、ウォーホル
(↑この旅で初めて覚えました・・・)
などの作品をみなさんで一通り見て、
「エジプト美術」を一人でダッシュで巡りタイムアーップ!
ほとんど見れなかったという感じでしょうか。なのに汗だくショック
ここではジャクソンポロックの「number7」が一番好きでした。
(作品がリンク出来ませんでした。ごめんなさい。)

シェルシーギャラリー街では、まず日本人の栗田紘一郎さんの作品を拝見。
京都の便利堂という会社でコロタイプという方法で写真を印刷しているそうです。とっても手間暇がかかる印刷技術との事。
和紙に写真が印刷されているので、繊維質も作品の一部になっているような感じ。
和紙の質感が相まってとても柔らかく素敵な作品だと感じました。感激。

あとは名前は覚えていませんが(ヒドイ私)、ギャラリーを10カ所程まわりました。

最終日:国立アメリカン・インディアン博物館とART EXPOそしてSOHOギャラリー街へ。
アメリカンインディアン博物館は100万点のコレクションが展示されています。
ここは前日までちょっとブルーだった私を救ってくれました。

この研修旅行では、
現代美術とは何なのかについて学び、
これから自分の「書」で何が出来るのか考える

という大きなテーマがあったのですが、現代美術は分からないし、「書」で何が出来るかも分からない・・・という状態で、旅の目的が全く果たせないような気がしてモヤモヤしていたんですね。
でもこの博物館で力が抜けたというか、ふっと軽くなって涙がでました。
出てくる時には何だか楽しい〜!みたいなテンションに。
上手く口では表現出来ないんですけど、頭で分からなくても、言葉で美術を語る事が出来なくても、感じる事が出来れば今の私は充分かな?と嬉しい
いつか「私に出来る事」が分かる時が来ると信じます。
インディアン博物館に感謝!


←こちらがインディアン博物館。すぐ傍に高層ビルが建っているのがニューヨークっぽい?
















Art Expoは日本でいう「デザインフェスタ」のような感じで、
巨大な展示スペースにブースが並び、アーティストの作品が展示されていました。
でもこのブースに出るのは画廊やギャラリーお抱えのアーテイストらしく、
誰でも出展出来る訳ではありません。
そこでとても幸せオーラが出ている絵を発見し、かわいーと近づいてみると、
名前が「Miki Funabiki」・・あれ?日本人?と思ったらご本人がいらして、
私と同じ年くらいの女性でした。
5年前から活動しているらしく、最初からニューヨークで個展をする事を考えて準備して来たとのこと。すごい! 
このArt Expoのために東京から来たんですって!
「First Love」という作品が特に好きですときめき
mikiさんと作品に出会えて更に気分が浮上しました。

そしてSOHOでギャラリーを1カ所見て、ショッピングジョギング
インディアン博物館とmikiさんの影響で気分がとっても良かった私は、
予定外に古着のコートを買いました。あー重い!

あ、そうそう食事の事が全く書けませんでしたね。
インド、タイ、アメリカ、日本、メキシコ、イタリアなどの各国料理を食べましたよ。
どれも結構美味しくて満足でしたが、やっぱり日本で食べるお食事が一番おいしいな♪

こんな感じで旅は終了。
読んで下さった皆さま。お疲れさまでした!
















左端に豆つぶ程の自由の女神がいるはず・・・いつ行ったのか覚えていません。
















帰路の飛行機から撮影しました。
北米大陸は雪化粧で全てがアートでしたよ!ずっと見ていても飽きませんでした♪


デザイン書道作家 鈴木愛 * プライベート * 23:45 * comments(3) * - * - -

コメント

愛さん、お帰りなさーい♪素晴らしい旅だったんですね。文面から愛さんの感動が溢れきっていますよぉ〜。小生はニューヨーク行ったことないですがブログを拝見していて行ってみたいと思えました。これから愛さんの作品の中に表現されてくるNYの街を感じられたら・・・と考えています。
Comment by 立松俊哉 @ 2008/03/09 7:23 AM
NYの興味深いお話、とても楽しかったです。
エンパイアステ-トビルからの夜景、めちゃめちゃきれい!
私が行ったときは、ちょうど工事中で見れませんでした。
今回、愛さんのおかげで見れました。ありがとう〜
言葉では説明できないけど、感じるところよくわかります。
「じ〜ん・・・」っとくるんですよね。
なんで?って言われても説明できないのだ!
「First Love」いいですね!
私は、像がまた好きだから最高〜!!!
ラストの北米大陸の雪化粧も最高〜!
なんか、白い水墨画の世界みたい!
っん・ん、なんか表現がへんかな!?(白=墨??)
最後まで満喫しました。感謝・感謝です!
私もNYで華展をやるぞ!?なんちゃって。
愛さんの次回の作品、たのしみにしていま〜す。

P.S
こちらは、華展の手伝いもトラブルなく大成功〜!しました。


Comment by hana @ 2008/03/09 8:07 PM
立松俊哉様へ

ニューヨークに行く前、この旅で何の収穫も得られない事が一番怖かったんですけど、これだけの衝撃を受けてこれからの自分について考えられた事が一番かなと思います。
落ち込んでいる自分も、未来に大きな夢を持った自分も
全てが作品に出そうですよね。



hana 様へ

華展のご成功、おめでとうございます。

「First Love」かわいいですよね。
見ていると幸せになれます。私もゾウが大好きなんです。

「白い水墨画の世界」っていう表現がとても好きです。
本当にこの景色は素晴らしかったですよ。
自然が一番のアートかも。

NYで華展、いいですね!
その時はぜひおしえてくださいね。
私もがんばります。
Comment by 鈴木愛 @ 2008/03/11 5:49 AM
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